2018年01月12日

御花園

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故宮の北の端にある御花园(御花園)。
不思議ですが、今回初めて入りました。

毎回行こうと思いつつ
時間が無かったり、閉められていたりして・・・

今回ようやく満願成就

っていうか、歩いていたら自然に入り込んだって感じで
ひょっとしたらこれも
参観の動線を整理してくれたおかげかもしれません。


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御花园(御花園)は故宮最大の庭園で、
本来なら名前の通り木々や花もたくさんあるはずなのですが
冬なので奇岩ばかりが目について月世界みたい・・・💦

改めて思うに
故宮って石と漆喰ばかりで、植物は少ないですね

気候や当時の技術の問題なのか
美意識の問題なのか
はたまた防衛上の問題なのかはわかりませんが。


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壮観ではありますが
やっぱりこうやって見ると「北の庭園」だなぁ・・・と思います。

颐和园(頤和園)も圆明园(円明園)もそうですが
首都北京の庭は皇帝の力を現すかのように
大きく堂々と造るのが好まれるようです。

これに対して「南の庭園」、例えば蘇州あたりだと
繊細さや風雅さを重視する貴族のスタイルになると聞いたことがあります。

まぁ、気候や時代によっても変わるのでしょうけれど・・・


日本人的には南の庭園の方が肌にしっくりきますが
だからこそ北の庭園も面白いと言えますね










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2018年01月11日

天禄永昌―故宮博物院蔵瑞鹿文物特展

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「天禄永昌−−故宫博物院藏瑞鹿文物特展」
皇家ゆかりの鹿にまつわる文物にスポットを当てた企画展です💡

生鹿は空振ってしまいましたが
気を取り直してメイン展示の永寿宮へ・・・


色とりどりの石で鶴と鹿を描いた文箱
精緻な細工がきれいです。


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皇帝が鹿狩りのときに使用した弓矢。


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鹿柄の壺に、鹿頭の取っ手がついています。

とにかくとことん鹿を使いたかったみたい〰


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皇帝の衣装

龍柄がデフォルトだと思っていましたが
鹿もアリなんですね〜

全くもって見事です
確か光緒帝のもの・・・


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特別展の最大の目玉、乾隆帝の鹿角椅子です

座り心地はともかく、
この角の大きさにはびっくりですね。

皇帝が愛した国宝級の逸品だそうです。


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こちらも国宝級、康煕帝の皿。
鹿が財宝を積んだ車を引いています


展示の規模はさほど大きくないですが
「鹿」という切り口で見せる企画としては面白いですね。

最高の品の大半は持っていかれてしまったとしても
修復されたり、近年発見されたりしたものもあるし
圧倒的な文物の数ですから
こうやってテーマを絞って
いろいろな形の展示ができるのは故宮の強みだと思います。









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2018年01月09日

鹿鹿角何本

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今回の故宮見学の目的のひとつ
「天禄永昌−−故宫博物院藏瑞鹿文物特展」です
(もちろん故宮の入場料だけで、追加料金不要‼)


古来中国では鹿は瑞祥として喜ばれた動物で

また「逐鹿」とか「中原に鹿を逐(お)う」という言葉は
天下を取るために戦うことを意味し

鹿と皇帝の関係は深いものがあります。


今回は故宮の文物の中から「鹿」に関係したものを集めて展示するという
面白そうな企画展なので、興味を持ったわけです〜💡

2月末まで
故宮の永寿宮と慈宁花园(慈寧花園)の二カ所に分かれて展示があります
・・・いや、あるはずだったんです。


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鹿は縁起が良いということで皇帝はしばしば鹿狩りをしたり
故宮の庭園で鹿を飼っていたということで

今回は慈宁花园(慈寧花園)にわざわざ鹿を数頭連れてきて
当時の雰囲気を再現〜

というのが目玉のひとつだったのです。


でも、慈宁花园(慈寧花園)に行ってみるとこのとおり

囲いはあるけど鹿がいない・・・💦


近くの係員のお兄ちゃんに
「鹿、どこ?」と聞いたら
「もういない、帰った」との返事・・・

プレスリリースでは鹿は2月末までいると書かれていたし
故宮のサイトでも内容は同じだったし
第一、慈宁花园(慈寧花園)の入り口にさえそんな案内は無かったっ💢

まぁ、この寒さで鹿がいないかも・・・とはチラッと思っていたし
驚きはしなかったのですが
だったらちゃんと告知しろよ〜っ
って感じですね。


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その埋め合わせというわけでもないでしょうが
永寿宮の方に作り物の鹿はいました💨


今回故宮に来て
改善された点をたくさん見て感心しましたが
あえて文句を言うなら

こういう風な告知の不徹底というか
更に一歩進んだ親切な案内がまだ足りないなぁ・・・という点と
やっぱりチケットの買い方の不便さですね。

まぁ全体的には格段の進歩なので
これでも充分すぎるくらいとは言えるのですが

ここまでやれるなら、もうひと声っ
と欲が出てしまって・・・









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2018年01月08日

結構変わったかも

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故宮の比較的お客の少ない時期は
チケットの値段からもわかるように11〜3月です。
もちろん、週末や祝日、春節は除いてですが。

今回行ったのは暮れも押し詰まった平日ということで
うん、結構空いていて快適です


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故宮博物院の院長が変わってから改革を推し進めて
トイレの増設、オリジナルグッズの充実、親切な誘導など評価されていますが
一番大きなのは、開放エリアの拡大ですね

以前は入れなかった所もどんどん入れるようになって
え、ここもいいの〜
って感じでびっくりです。

入れないエリアも修復工事をしているようで
そのうち見られるようになるかも・・・

今まで見たことのない建物や細い道にずんずん入っていけるので
とても新鮮な感じ


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広がったスペースを利用して
さまざまな常設展や特別展が開催され
どれも最初の入場料だけで見られます💡

ひとつひとつの規模は小さいですが、
これだけ色々と一度に見られるのはいいですね〜。

唐三彩から明や清までの彫像を集めた展示室。


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隋の時代の彫像は
まるでギリシャ彫刻みたいな衣装が印象的です


開放エリアが広がったので
今回は西半分(しかも周りきれていない・・・)を見るのがやっと💨

まだまだ見たいところがたくさんありましたね〰


今回久しぶりに故宮に来て
総括して褒めるべき点を挙げるならば・・・

トイレの数も表示も増えて、しかも掃除もかなりよく出来ていたこと。

案内板や誘導員が増えて、しかも結構親切だったこと。

ちょっと休んだり軽食を食べたりするコーナーが増えたこと。

外れの方にはお洒落なカフェやレストランができて
でも全体の雰囲気を壊さないように統一感をキープしていること。

オリジナルグッズ販売店が増えて、
値段も質も思った以上に良質であること。
(今回いくつか買いましたが、日本へのおみやげ用で
今写真をアップしてしまうとネタバレになるので、そのうちアップしますね💦)

博物院のサイトが充実して、見やすくなったこと。

常設展や特別展が増えて、ほぼ無料なので
何度行っても飽きないこと。
http://www.dpm.org.cn/shows.html#temporary4

などなどでしょうか。

不満点に関しては、別の回に書きますが
全体的にはよい部分の方が多く感じられました〜








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2018年01月07日

午門

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さて、文句を言いつつもチケットを入手したら、
午门(午門)手前のゲートから入場です
ここの荷物チェックは比較的ユルいかな〰


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午门(午門)をくぐり抜けて振り向いたところ。
午门(午門)の後ろ側ですね💡

実は12月24日にここの外壁が剥がれ落ちました。
http://www.bjnews.com.cn/news/2017/12/24/469879.html
中国語のニュース記事ですが、よい写真が載っているのでご紹介します。


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実際の様子はこんな感じ・・・
剥がれ落ちた部分に同じ塗料を塗って目立たなくしているので
知らない人は見過ごしてしまうかもしれません。

急激な寒波で壁の内部の水分が凍結膨張して、
老朽化した外壁の一部が落下したようです。

漆喰を使った補修工事は、暖かい季節でないとできないので
冬の間はこのままで乗り切るようです


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まだ当分寒い日が続くので
さらなる落下を防ぐために
実際に剥落した部分だけでなく
周りの外壁も広い範囲で取り除かれていました。

今、故宮では
これ以外の危険個所についても調査しているようです。

これだけ大きな建造物だと、メンテナンスも大変ですね💨









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