2018年01月14日

神武門

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「茜茜公主与匈牙利−−17〜19世纪匈牙利贵族生活」
(シシィ公女とハンガリー:17〜19世紀ハンガリー貴族の生活)
は故宮最北端、博物院の出口として使われている
神武门(神武門)で開催されていました💡

天安门(天安門)や端门(端門)といった
故宮と言えば故宮だけど、博物院の中じゃない・・・
という門を除くと
唯一登れる門かもしれません。


門の上からの景色は
なんか今まで見た故宮と一味違う


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景山公園から見下ろすのと違って角度が低いから
東京タワーから見下ろすのと、街の中の大きくないビルから見るのの違い?
統治者と生活者の視点の違い?

いつもと違う故宮の景色が新鮮でした

新しく公開された路地のような細かい部分も含めて
ここは宮殿であると同時に
ひとつの小さな都市なんだなぁ・・・という感じですかね。


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神武门(神武門)から見た景山公园(景山公園)と
故宮北側の広場です。

この角度の景山公园(景山公園)ってのも初めて見たから
広場の景色も含めてなんだかとても面白いです


この後神武门(神武門)から出たのですが
いつも思うのは「行きはよいよい帰りは怖い〰」
故宮を見終わった後が、すごく動きにくいんですよね。
交通のアクセスがよくないので・・・💦

でも今回はこの北の広場に
主な観光地や地下鉄駅へのアクセス案内板ができていて
しかもとても見やすく丁寧で便利でした。


で、观光公交2号线(観光バス2号線)を利用しました

現金なら15元(約255円?)
一卡通(交通カード)を使えば10元(約170円?)と
普通のバスより割高ですが

レトロなトラムを模したおしゃれなデザインがいいし
ガイドさんは多少英語もできて、観光案内もしてくれるし
何より観光客にとって便利なポイントをしっかり結んでいるので
まだ普通の北京のバスを乗りこなせない人や、中国語が苦手な人には
なかなか使い勝手のよいバスと言えそうです。

わたしは手っ取り早く地下鉄1号線に接続できる路線として選びました


外にも観光用から普通の市バスまでいろいろあって
案内板に地図や停留所もきちんと表示されているので
こういうところも以前から考えると格段の進歩だな〜
と思いました。


笑ったのは
この北側広場のアナウンスでも
観光路線バスの車内アナウンスでも
「万里の長城ツアーの客引きにご注意ください。
同じ長城でも、安くて見どころの少ない方へ連れていかれて
高い料金を請求する詐欺が横行しています」
と何度も何度も繰り返されていたことですねw








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2018年01月13日

シシィ公女とハンガリー展

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今回はこの
「茜茜公主与匈牙利−−17〜19世纪匈牙利贵族生活」
(シシィ公女とハンガリー:17〜19世紀ハンガリー貴族の生活)
という特別展が1月3日までだったので、終わる前に急いで故宮にいったわけです。

場所は故宮の最北端、神武门の楼上です。
あの、故宮の出口の門ですね💡

故宮の外には出ずに、内側から階段を上るのですが
改めて端っこに写りこんだ人と比べると
この看板の巨大なことよ・・・


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中国では茜茜公主(シシィ公女)という呼び名が一般的ですが
日本では皇妃エリザベートと言った方が通りますね。

オーストリア=ハンガリー帝国の皇妃で
ハプスブルク家の実質的最後の皇帝フランツ・ヨーゼフ一世の妻です


中国ではロミー・シュナイダー主演の映画
「茜茜公主(邦題:プリンセス・シシー)」が大ヒットしたことで
今でもエリザベートよりシシィの名で知られているようです。


なんで故宮でハプスブルクの皇妃の展示を⁉
という気がしないでも無いですが
中国での彼女の絶大な人気と
展示規模の小ささと
でもハンガリー国立博物館の協力という関係から
故宮がふさわしい場所として選ばれたのかもしれません。


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実際にはエリザベート関連の品は全体の三分の一程度ではありましたが
参観者は多く、特に若い女の子が目につきました

いや、やっぱり美人ですね〰


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それ以外では王冠や宮廷で使われた食器や
甲冑、衣装、肖像画などなど・・・

それなりに面白い展示だったと思います。


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エリザベートのベルト・・・って細すぎでしょ

実際に彼女のウエストは51センチだったそうだけれど
身長は170センチ以上あったらしいので
この細さは人間を超越していますわ・・・

まさに伝説の皇妃💨


最近の故宮では
こんな毛色の変わった展示なんかもやっていて
チェックが欠かせませんね〜










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2018年01月12日

御花園

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故宮の北の端にある御花园(御花園)。
不思議ですが、今回初めて入りました。

毎回行こうと思いつつ
時間が無かったり、閉められていたりして・・・

今回ようやく満願成就

っていうか、歩いていたら自然に入り込んだって感じで
ひょっとしたらこれも
参観の動線を整理してくれたおかげかもしれません。


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御花园(御花園)は故宮最大の庭園で、
本来なら名前の通り木々や花もたくさんあるはずなのですが
冬なので奇岩ばかりが目について月世界みたい・・・💦

改めて思うに
故宮って石と漆喰ばかりで、植物は少ないですね

気候や当時の技術の問題なのか
美意識の問題なのか
はたまた防衛上の問題なのかはわかりませんが。


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壮観ではありますが
やっぱりこうやって見ると「北の庭園」だなぁ・・・と思います。

颐和园(頤和園)も圆明园(円明園)もそうですが
首都北京の庭は皇帝の力を現すかのように
大きく堂々と造るのが好まれるようです。

これに対して「南の庭園」、例えば蘇州あたりだと
繊細さや風雅さを重視する貴族のスタイルになると聞いたことがあります。

まぁ、気候や時代によっても変わるのでしょうけれど・・・


日本人的には南の庭園の方が肌にしっくりきますが
だからこそ北の庭園も面白いと言えますね










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2018年01月11日

天禄永昌―故宮博物院蔵瑞鹿文物特展

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「天禄永昌−−故宫博物院藏瑞鹿文物特展」
皇家ゆかりの鹿にまつわる文物にスポットを当てた企画展です💡

生鹿は空振ってしまいましたが
気を取り直してメイン展示の永寿宮へ・・・


色とりどりの石で鶴と鹿を描いた文箱
精緻な細工がきれいです。


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皇帝が鹿狩りのときに使用した弓矢。


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鹿柄の壺に、鹿頭の取っ手がついています。

とにかくとことん鹿を使いたかったみたい〰


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皇帝の衣装

龍柄がデフォルトだと思っていましたが
鹿もアリなんですね〜

全くもって見事です
確か光緒帝のもの・・・


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特別展の最大の目玉、乾隆帝の鹿角椅子です

座り心地はともかく、
この角の大きさにはびっくりですね。

皇帝が愛した国宝級の逸品だそうです。


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こちらも国宝級、康煕帝の皿。
鹿が財宝を積んだ車を引いています


展示の規模はさほど大きくないですが
「鹿」という切り口で見せる企画としては面白いですね。

最高の品の大半は持っていかれてしまったとしても
修復されたり、近年発見されたりしたものもあるし
圧倒的な文物の数ですから
こうやってテーマを絞って
いろいろな形の展示ができるのは故宮の強みだと思います。









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2018年01月09日

鹿鹿角何本

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今回の故宮見学の目的のひとつ
「天禄永昌−−故宫博物院藏瑞鹿文物特展」です
(もちろん故宮の入場料だけで、追加料金不要‼)


古来中国では鹿は瑞祥として喜ばれた動物で

また「逐鹿」とか「中原に鹿を逐(お)う」という言葉は
天下を取るために戦うことを意味し

鹿と皇帝の関係は深いものがあります。


今回は故宮の文物の中から「鹿」に関係したものを集めて展示するという
面白そうな企画展なので、興味を持ったわけです〜💡

2月末まで
故宮の永寿宮と慈宁花园(慈寧花園)の二カ所に分かれて展示があります
・・・いや、あるはずだったんです。


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鹿は縁起が良いということで皇帝はしばしば鹿狩りをしたり
故宮の庭園で鹿を飼っていたということで

今回は慈宁花园(慈寧花園)にわざわざ鹿を数頭連れてきて
当時の雰囲気を再現〜

というのが目玉のひとつだったのです。


でも、慈宁花园(慈寧花園)に行ってみるとこのとおり

囲いはあるけど鹿がいない・・・💦


近くの係員のお兄ちゃんに
「鹿、どこ?」と聞いたら
「もういない、帰った」との返事・・・

プレスリリースでは鹿は2月末までいると書かれていたし
故宮のサイトでも内容は同じだったし
第一、慈宁花园(慈寧花園)の入り口にさえそんな案内は無かったっ💢

まぁ、この寒さで鹿がいないかも・・・とはチラッと思っていたし
驚きはしなかったのですが
だったらちゃんと告知しろよ〜っ
って感じですね。


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その埋め合わせというわけでもないでしょうが
永寿宮の方に作り物の鹿はいました💨


今回故宮に来て
改善された点をたくさん見て感心しましたが
あえて文句を言うなら

こういう風な告知の不徹底というか
更に一歩進んだ親切な案内がまだ足りないなぁ・・・という点と
やっぱりチケットの買い方の不便さですね。

まぁ全体的には格段の進歩なので
これでも充分すぎるくらいとは言えるのですが

ここまでやれるなら、もうひと声っ
と欲が出てしまって・・・









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